2009年06月13日

焼肉ドラゴン

昨夜、何気なくテレビを付けたら「焼肉ドラゴン」をやっていました。

「月はどっちに出ている」や「血と骨」で知られる鄭義信さんの脚本演出で、
新国立劇場 小劇場で、昨年の4月に上演され、その後5月に韓国でも上演された
1970年代の関西の下町のコリアンタウンにある焼肉屋を営む在日コリアン一家の物語。

2008年度の日本の主要な演劇賞を総なめにし、韓国でも大絶賛された舞台だそうです。

日本語とハングルが飛び交う熱のある舞台に
途中からでしたが、引き込まれるように見入ってしまいました。

美術も音楽も素晴らしかったけど、役者の気持ちの入れ方がすごくて
特に、戦争で片腕を無くした父親役の申哲振と後妻役の高秀喜の演技が素晴らしくて
後半は、テレビの前で涙が止まりませんでした。

「昨日がどんな日でも、明日はきっと良い日だと思える」と言うせりふが胸に響きました。

ああ、舞台は良いなあ。


※受賞した作品賞は「朝日舞台芸術賞グランプリ」、「読売演劇大賞・優秀作品賞」「韓国演劇評論家協会の選ぶ 2008年 今年の演劇ベスト3」、鄭義信さんへの個人賞は「紀伊國屋演劇賞個人賞」「鶴屋南北戯曲賞」「芸術選奨文部科学大臣賞」。




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Posted by 白菊 at 13:35│Comments(0)日記
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